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2010年10月

カットソーのマーガレットの製作風景

チュニックの上に羽織る、ボレロ風のマーガレットのトワールチェックをしました。
素材は、チュニックと同じウールの天竺でトワール用としては、それと似た綿天竺を使いました。衿ぐりから裾にかけて、地の目を変えた2.5cm幅の切り替え布と接ぎ合わせアクセントにしました。
最初にピン打ちの状態で確認をして、その後、実際に縫ってもう一度確認をします。


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ボディに腕を取り付けて、前後の袖下から脇線を決めて袖が前振りになるように調節をしました。前後の袖下の合わせ方ですべてが決まるために、慎重にピン打ちをして、その後ラインを整えて中縫いをして確認をします。


DSCF1410.JPG


縦にシームがありますが、トワール用の生地の幅が不足していたので、接ぎ合わせて使いました。
(実際の生地幅は広く、接ぎなしで作る事ができます。) 


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後ろ丈不足で、吊り上っていないかなどの後身頃の確認をします。裾の切り替え布をもう少し伸ばし付けをした方が納まりが良いようです。


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オフタートルのチュニック

オフタートルの袖なしチュニックが出来上がってきました。


素材
毛 100% ウール天竺(薄地のニット地です)
     
    
裏地  なしです。
   
     
光沢があり、仕立て栄えのする上質の素材です。
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幅の広い衿は、立てたり折り返したりと着こなしを楽しむことができます。
衿の後中心に角をつけてワンポイントにしてみました。
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衿は2重になっていて、やわらかでボリュームがあるため、顔が小さく美しく見えます。
下に薄地のハイネックを着たり、スカーフを巻いたり出来るくらいの余裕があり、これからの季節に色々と着こなしを楽しむことができます。

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少し衿を立てても、顔に触れない(お化粧が付かない)程度、前に傾斜のついた衿になっています。
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袖ぐりは下に着るものを選らばないように深くしました。
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カラーは次の3色展開です。

カラー№110 のグレー
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カラー№63 の黒
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カラー№39 の茶
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※注
写真ではやや白っぽく写っています。実際は、もう少し深みのある濃い色目です。
黒は真っ黒です。


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衿ぐりは2本針始末です。表から見ると、Wステッチがかかっていて、裏は縫い代を巻き込んでボロが出ないようにしています。伸縮性もありますので、糸が切れる事はありません。
   
  
   

下の写真のように、衿は2重になっているので、ソフトでボリューム感があり形づけやすくなっています。(素材が薄地なので、かさばる事はありません。)
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袖ぐりは2つ折りにして、2本針始末です。端から、1cmさらに0.5cmのステッチがかかっています。
   
    
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裾は袖ぐりと同じように、2つ折りで2本針始末です。2.5cmとさらに0.5cmのステッチがかかっています。2本針は表から見るとWステッチに見えますが、裏側は縫い代端を巻き込むような始末で、伸縮性があり、脱ぎ着する際にも糸が切れる心配はありません。

Vネックのロングベスト製作風景

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ウール100%のカットソーでロングベストを作ることになりました。
シルェットの基本になるベース作りは、両身を天竺木綿で組み立てて、
確認をすることにしています。
前は、大きなV明きにすることになりました。
胸のダーツは最終的にはなくなります。


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身幅は少し大きめではありますが、ニットやカットソーでは痩せて丈に長くなることが予測されます。

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アームホールも、深く大きく繰り下げることにしました。
(素材が伸びるので、後で畳むことになるのですが…)


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天竺木綿ではこれ以上は無理ですが、ニットやカットソーの素材では、肩先でもう少し引き上げられそうです。
アームホールももっと繰れそうです。

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