チュニックとストレッチパンツのザストリーム・パターンシステム

この季節になると、レースを目にする機会が多くなります。
街で見かけるスタイリングの中でも、ヨークや裾にレースをあしらったものから、羽織物やベスト風のものまで数多く出回っています。

これらは、涼を誘う透け感と繊細さが相まって、女性の感性に直接的に訴えかける不思議な魅力を持ち合わせています。今年は、店頭で、ざっくり編んだ袖なしチュニック（ロングベスト）をよく見かけます。
アイボリーや白、ベージュ、黒等が主流で、見つけると、自然に手が伸びるのはレースが持つ不思議な魅力のせいかも知れません。

他にもハンカチや手袋、傘など、身の回りには少なからずレースが使われています。
これから続く暑い日々、日焼け防止の意味も兼ねたレースの手袋をして、出かけて見るのも爽やかなおしゃれではないでしょうか。

毎年、今の時期になると、父に頼まれて夏用のポロシャツを探しに行きます。
父は、夏でも長袖愛用派なので、薄くて柔らかい素材の長袖を探すのですが、
なかなか気に入る商品が見つからず、苦労していました。

ところが、今年はうれしい事に、夏でも長袖を着る人のリクエストが反映されて、
薄くて柔らかく、肌触りの良いポロシャツが並んでいたのです。
しかも、色柄も多く、選ぶのに迷ってしまい、それは私にとってはうれしい誤算でした。

猛暑が予測される夏ではありますが、冷房の完備された部屋や消費者の年齢などから考慮すると、袖丈ひとつでも十分、商品のセールスポイントになるのではないでしょうか。

お年寄りが増えることから考え合わせても、くすみがちな肌の色をカバーすることが出来て、快適な夏を過ごせる、やさしい素材の商品がもっと欲しいものです。

6月に入り、新型インフルエンザ騒ぎも一段落し、ようやく落ち着きを取り戻しました。

5月の後半は、百貨店や飲食店の閑散たる光景を目の当たりにし、不況のあおりも伴なって、1年で一番活気のある季節にもかかわらず、緊張感漂う2週間になってしまいました。
薬局やコンビニの店頭からマスクがなくなり、不自由な思いをされた方も多かったのではないでしょうか。

以前から、私はバッグの中にマスクと耳栓はいつも携帯しています。これは長年の経験と親しい人からアドバイスをいただいて編み出された、生活の知恵とでも言えるのでしょうか。
まず、マスクは乗り物（電車、バス、新幹線等）の中で、自他共の咳き込みに気遣うことなく、季節によっては大変重宝いたします。
耳栓は同じく、長距離の移動の際に話し声が遮断できるので、本を読むにも眠るにもありがたい時を得ることになります。生活を快適に送るための便利グッズ。どなたでも一つや二つお持ちではないでしょうか。